【FRaU】歩荷が語る安全な通学方法
荷物運びのプロが見ても辛い…小学生「荷物多すぎ通学」「ぶら下げ荷物」の危険性
プロの荷物運び『歩荷』として、FRaUさんにご取材いただきました。
“「運搬のプロである歩荷の基本は『背中にすべての荷物を納めること』。手がふさがっていると転倒したときさっと手をつくことができず、滑落事故やケガ・骨折の原因にもなります。小学生の場合、ランドセルだけならまだこの基本を満たしていますが、水筒やタブレットは背中(ランドセル)に入らないから手に持つとなると、これだけで危険度はとても高くなります」(秋本)
また、歩荷のルールとして、“荷物はボディに密着させる”ことも大切なポイント。
「例えば、山歩きで荷物を首からぶら下げていると、足元がしっかり見えなくて危ないし、荷物がブラブラすると気が散ったり、左右に身体が振られバランスが崩れて体の安定を保てません。ランドセルの側面に大きな袋をぶら下げて走ったりすると、体の小さな子どもならその揺れで重心を崩して転倒することだってありますし、すれ違う車や自転車に荷物が引っかかったりしたら非常に危険だと思います」(秋本)”
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